赤木明登 [漆棒]展


◎会期 2010年11月6日(土) → 11月28日(日)
◎会期中休廊日 火曜日(但、23日の火曜日は祝日となりますので
 翌24日を休廊とさせていただきます)
◎開廊時間 11:00 → 17:30
◎作家在廊日 初日 11月6日(土)・11月7日(日)
◎初日のイベント「漆器の工程と道具」



◉ 赤木明登[漆棒]展 
本展では「漆棒」と題した赤木明登の立体作品と漆器を一同にご覧いただく展覧会を開催致します。
gallery yamahonでは恒例となりつつある工芸作家が作る立体作品展。近年、日常に使ううつわに多くの人々が興味や関心を持ち、工芸作家の名前なども随分と知られるようになった気がする。赤木明登も漆作家の代表として雑誌などのメディアに度々と登場するため一見、派手な生活をしていると思われがちですが、木の器に漆を塗り、研ぎ、また漆を塗るといった地道な作業の毎日。職人として生活雑器を作り続けていると形や用途といった制約がない自分の好きな遊び道具みたいなモノを作ってみたくなる。今回の立体作品はちょうど床飾りに良く似合う漆の棒、24本が並びます。縄文時代の石棒を写して作られたそうであるが、木に漆を塗っているためか、かろやかで漆の真塗りが重厚で奥深い漆黒ととても不思議な雰囲気である。江戸時代やもっと昔の職人が子供のために作り出した遊び道具がたくさんあるが、時代が経ち赤木明登が作った大人の遊具も後世にどのようなカタチで伝わるかも楽しみである。今回は新作の椀なども多数、ご覧頂けます。どうぞご高覧ください。

gallery yamahon 山本 忠臣


◎ 略歴 赤木 明登/あかぎ あきと
1962/岡山県生まれ 1985/中央大学文学部哲学科卒業世界文化社入社
1988/退社し、輪島三井町へ移住 角偉三郎氏の漆器に感銘を受け、ぬりものの世界で身を立てることを決意
1989/輪島塗下地職人に弟子入りする 1994/年季明け後、独立 和紙を用いた独自の器をつくりはじめる
1997/ドイツ国立美術館「日本の現代塗り物十二人」
2000/東京国立近代美術館「うつわをみるー暮らしに息づく工芸」
2004.2007/gallery やまほんにて個展
2010/岡山県立美術館「岡山 美の回廊」に出展
その他、国内外で展覧会多数
著書/『漆 塗師物語』『美しいもの』『美しいこと』共書/『茶の箱』『毎日つかう漆のうつわ』


◎ 初日のイベント
「漆器の工程と道具」
本展、初日の6日、15時より赤木さんに漆器の工程と普段、漆器制作に使われている道具についてお話をして
頂きます。ご興味のある方は是非ご参加ください。また漆器についてのご相談もこの機会にお伺い下さい。

2010年10月25日に赤木智子さんの新刊『生活道具店』が新潮社より発売されます。展覧会期間中、galleryに
て販売を致します。どうぞご購読ください。展覧会初日には赤木智子さんも来店して頂けます。


◎ 週末ランチのお知らせ
Cafe nokaでは会期中の週末、土・日に限りランチをご用意しております。
数量に限りがございますのであらかじめご予約も承っております。
どうぞご利用下さいませ。

季節の野菜を使った和食のワンプレートと汁物のセット/¥1,260

里芋コロッケ
キャベツとササミのごま和え
ほうれん草の酢のもの
切り干し大根と大豆の和えもの
白菜と薄揚げの煮物
金時豆の甘煮
かぶの漬けもの
豚汁
黒米入りご飯


◎ランチのご予約連絡先
お電話からのご予約先  0595-44-1911
メールでのご予約先  yamahon1@mac.com





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