真木テキスタイル[ganga]展

会期:2011年10月8日(土)〜11月6日(日)
会場:gallery yamahon

◎ 会期中休廊日 火曜日 
◎ 開廊時間 11:00 〜 17:30
◎ 作家在廊日 初日 8日(土)9日(日)

◉ イベントⅠ   スライドショー 終了しました
「ガンジス渓谷の牧羊 -gangaウールの源」と題し、展覧会初日には田中ぱるぱ氏によるスライドショーを開催致します。
乞うご期待。
ご希望の方はメール又はお電話にてお申し込み下さい。
●会期 2011年10月8日(土) 15:00〜

◉ イベントⅡ インドカレーのランチ 終了しました
初日と翌日のみ、インドのganga工房からラケッシュさんにお越し頂き、インドの家庭料理のカレーを料理して頂きます。
ご希望の方はメール又はお電話にてお申し込み下さい。
●会期 2011年10月8日(土)、9日(日)
 カレーのランチ ¥1,600/限定30食  
 インドの豆カレーとごはん
 ジャキア炒めのサブジ (ヒマラヤの麓の村に育つ香辛料で
 青野菜をいためます)
 チャイ、バルフィ(お菓子)

◎本展期間中はCafe nokaでの週末ランチはございません。
 大変申し訳ございませんがご了承下さい。



二十数年間、インドに通いつづけてきた真木千秋さんが昨年、ヒマラヤの麓、ガンジス川(ganga)の側にある小さな村にインド人の
ラケッシュさんと仲間たちと共にganga工房を立ち上げました。
本展ではganga工房で作られた新作を中心にヒマラヤウールの服やタッサーシルクのラグマットなどを展示致します。

近年工業化が進むデリーからインド北部の村に仕事場を移しつつある真木さん。テキスタイルデザイナーと聞くとスケッチやデザイン画を描かれている人と想像してしまいますが、真木さんは現地で共に糸を紡ぎ、職人の隣で機を並べ、布を織る。
インドという広大な大地で自然を感じ、人を感じ、手間隙をかけ1枚の布を作っていく。

表面の糸の塊はタッサーの繭の「へた」のような部分を紡いで作られた糸。柔らかで、温かみがあるこの糸束に、真木千秋という人
を感じ、僕自身、布や糸のことにあまり詳しくはありませんが、この糸を初めて目にした時に「大切なモノ」という感情が湧き、多
くの人に糸という素材に改めて触れて頂きたいと思いました。

会場では糸や繭などの素材のこと、インドでの真木さんの仕事を知って頂けるようスライドもご覧頂けます。どうぞお越し下さい。


gallery yamahon 山本 忠臣




真木 千秋 /まき ちあき
1979 武蔵野美術短期大学にて工芸デザインテキスタイルを学ぶ。
1981 アメリカ・ロードアイランド造形大学にてテキスタイルを学ぶ。
BFA(芸術学士号)取得。
1983 中南米、東欧、アジア諸国を訪れ、暮らしの中の染織を見て歩く。
1985 ニューヨーク Chack Levitan Galleryにてグループ展。
NY Willi Wear Willi Smith にてファッションテキスタイルデザインを手掛ける。東ヨーロッパの建築と染織を見て歩く。
1989 インドにて創作活動、技術指導を始める。
1990 東京・五日市に真木テキスタイル スタジオを設ける。
1990 タッサーシルク等の手紡ぎ糸を使った手織布制作のため定期的にインドを往復する。日本各地にて展示会を開催。
1994 セントルイス美術館、ミネアポリス美術館に作品所蔵。
2000 MOMA ニューヨーク近代美術館Contemporay
Japanese Textilesに出展
2006 あきる野市 竹林shop オープン。
2009 北インド、デラドンにganga工房を立ち上げる
   

タッサーシルクのラグ


北インドの手紡ぎウール


ganga工房 腰巻きスカート




copyright(c) gallery yamahon all rights reserved.

e-mail:yamahon1@mac.com