津田清和 硝子 三部作展
新年、あけましておめでとうございます。gallery yamahonもおかげさまで今年で12年目を迎えることとなりました。また昨年には京都にUtsuwa kyoto yamahonを開廊する運びとなり、これまで以上に作家と共に「工芸の世界」を創り上げて行きたいと思っております。作家が作るうつわは料理を美しく見せるだけでなく、作り手の豊かさが伝わったり、作家の力強さや生き方を感じさせてくれます。そんな作品をgalleryの立場と作家の立場で本音で考えや意見、気持ちをぶつけ合いながら、生み出し、作家と共に伝えたいと考えています。津田清和さんは私と同年代で、数年前から工芸やものつくりについて話をしてきました。今から7年程前、津田さんのグラスに出会いました。その薄さと端正な形に惹かれ、どんな人が作っているのだろうなどと思いを馳せ、それから4年が経ち実際にお会いしました。そして昨年グループ展に出展して頂き、今回改めて用途という枠の中で集中的に制作して頂くことで、新たな一面が表れることを試み、企画致しました。うつわの向こうに何かを感じて頂けると幸いです。

gallery yamahon 山本 忠臣


津田清和 硝子 Ⅲ部作展   
◉ 開廊時間 11:00 〜 17:30  ◉ 会期中休廊日 火曜日

2012年1月7日(土)▷1月23日(月) 1月25日(水)▷2月13日(月) 2月15日(水)▷3月11日(日)
PartⅠ グラス PartⅡ 食のうつわ PartⅢ 容器
カットを施したショットグラスやロックグラス等の酒器、そして普段使いのそばちょこやコップを中心に様々な表情を纏ったうつわが一同に並びます。
作家在廊日 2012年1月7日(土)
会場 cafe noka
小鉢や菓子皿、片口といった毎日の食卓を彩るうつわを中心に展示致します。また焼き物のようなテクスチャーのボウルや花器も合わせてご覧頂けます。
作家在廊日 1月28日(土)
会場 cafe noka
会場をgallery yamahonに移して、アルミや木の蓋を合わせた容器を中心に展示致します。加えてガラスを金属や石粉と融合させた蓋物も並びます。
作家在廊日 2月18日(土)
会場 gallery yamahon



津田 清和 /つだ きよかず
1973 大阪生まれ・1997 関西大学法学部法律学科卒業・2001 諏訪ガラスの里勤務・2002 金沢卯辰山工芸工房ガラス工房勤務・2005 富山ガラス工房入所・2008 奈良県葛城市にて独立

 

◎ 冬期中はギャラリーの正面入口を閉鎖しております。カフェ側の入口をご利用くださいませ。
(カフェ左側の通路奥となります)ギャラリーでは常設展示を開催しております。
◎ 本展ではCafe nokaでの週末ランチはございません。申し訳ございませんが、ご了承ください。





copyright(c) gallery yamahon all rights reserved.

e-mail:yamahon1@mac.com