梶 なゝ子展 -空をよむ- のご案内

梶 なゝ子展 -空をよむ- のご案内

VOL.112_NANAKO KAJI_EXHIBITION

梶 なゝ子展 空をよむ

会期 2018年5月19日(土)〜6月10日(日)
開廊時間 11:00〜17:30
休廊日 火曜
場所 gallery yamahon
作家在廊日 初日 5月19日(土)、20日(日)

EXHIBITION OF NANAKO KAJI

MAY 19 - JUNE 10, 2018
Wednesday- Monday 11:00 - 17:30
Map: gallery yamahon


再び一日の始まりを迎えた時、
ひとつの呼吸がひとつづきの時間へとつながっていく。
概ね自らの小さく微かであろう動きにつれ、
目の前の風景は緩やかにその姿を変えていく。
この世界の中に「今、自分がここにいる」ということを知ったときから、
積み重なっていく一瞬の時をみつめ続けているもうひとりの私がいる。
永遠であるかのような時の連なりに限られた時間を生きること。 
ほどかれた過去から現在を受けとめ、
柔らかな光と共に自らの命を問いたいと思う。
ただ ときを歩き、地を辿ることとして歳月は流れていく。
そこに青い空があった。

梶 なゝ子

陶の断片を組み合わせた作品を中心に発表してきた梶だが近年はこうした展覧会以外にも舞台美術としてのパフォーマンス表現(アンサンブル・ゾネダンス公演)など表現の幅をますます広げて来ている。こうした活動の表現も含め、陶といった表現とは異なるドローイング、写真、インスタレーションが本展でも展開され、これまでよりも梶の強い個性が感じられる。その一方で人と人、物と物、物と人、現在と過去、未来社会と個人、自然と人工などのあらゆる関係性をも考えさせられ、広く豊かな思考と創造の世界が広がる。「自らの命を問いたい」とは作家の言葉だが、今日のように時代の流れは加速し、不誠実な情報が溢れ、社会や未来を想定することさえ困難な時代。梶の作品群からは言葉以上に多くのメッセージを受け取ることができるのではないだろうか。

gallery yamahon 山本 忠臣



PROFILE

梶 なゝ子 Nanako Kaji
1976京都市立芸術大学陶磁器科卒業
1980アート・ナウ’80 (兵庫県立近代美術館)
1992「陶vol.44 梶なゝ子」出版(京都書院)
2006 滋賀県立陶芸の森にて招待制作
第4回国際陶芸シンポジウムにて招待制作(クンストハウス188、ドイツ)
2007「魅せられる・・・」今、注目される日本の陶芸展
(滋賀県立陶芸の森、他静岡、東京、フランス、アメリカに巡回)
2008第8回コヒラ国際陶芸シンポジウムにて招待制作(トヒソオマナーハウス、エストニア)
◉2007. 2010. 2015 gallery yamahonにて展覧会を開催

梶 なゝ子の作品一覧