古谷 宣幸 [陶磁器 Ⅲ部]展のご案内

古谷 宣幸 [陶磁器 Ⅲ部]展のご案内

vol.87 Noriyuki Furutani Exhibition

古谷 宣幸 [陶磁器 Ⅲ部]展

会期 PartⅠ 2015年1月10日(土)〜 2月6日(金)
PartⅡ 2015年2月 7日(土)〜 2月27日(金)
PartⅢ 2015年2月28日(土)〜 3月15日(日)
開廊時間 11:00〜17:30
休廊日 火曜
場所 gallery yamahon
作家在廊日 初日 1月10日(土)・11日(日) 2月7日(土)・28日(土)3月15日(日)
※ 2014年12月29日(月)〜2015年1月9日(金)までは冬期休廊とさせて頂きます。


本年、第一回目の企画展は信楽で作陶する古谷宣幸の[陶磁器 III部]展。古谷宣幸は 1984 年、 信楽を代表する陶芸家、故古谷道生の三男として生まれる。育った環境もあり、京都嵯峨芸術大学 に進学し、陶芸を学び始める。 古谷が17歳の夏に亡くなった父の道生さんは、2年程をかけて全国の窯を自転車で訪ねたエピソードや穴窯の研究をまとめた著書 「穴窯 - 築窯と焼成 -」などでも知られるが少なからずその影響もあったのだろう。大学卒業後、古谷は全国の窯業地を訪ねる旅に出る。瀬戸・赤津の職人の轆轤のスピードや唐津の隆太窯などで見た中里隆氏の蹴り轆轤で作る器の仕事に父親の仕事とはまた違った魅力を強く感じた。旅から戻った翌年、地元信楽で滞在し制作する中里氏と再会した古谷はすぐさまアシスタントとなる。中里氏は 唐津以外の場所で制作することも多く、翌年にはアメリカ、その翌年にはデンマーク、小山富士夫の花ノ木窯へと毎年、数ヶ月間 は同行し、蹴り轆轤などの技術的な側面だけでなく、共に料理を作り、共に食事をすることで生活の在り方が「陶芸に繋がる」と多くのことを現在も学び続けている。本展は、酒器・粉引の小鉢・花器に分けた新作展となります。一見すると個性のない器のようにも写りますが、 使い勝手、手取り、料理の盛り映えの良さ、そして繰り返し使うことによって生まれる経年変化などの味わいを愉しむことのできる器です。日々、気負いなく使える若き陶芸家の作品をどうぞご高覧ください。



For the first exhibition of this year, we hold the exhibition of Noriyuki Furutani in Shigaraki; and the exhibition composed of three terms. He was born in 1984 as the 3rd son of Michio Furutani representing the potter in Shigaraki. He learned pottery at the Kyoto Saga University of Arts.
His father Michio, died when Noriyuki was 17 years, is known as the author of study of hole kilns; he studied by visiting kilns in Japan by a bicycle for 2 years. It might have been affected Noriyuki to visit kiln in Japan after graduating the university.
He found different attractive from his father when he saw the speed of the potter’s wheel in Seto and the works made by Takashi Nakazato with the kicking potter’s wheel.
The next year he was back from his trip, he met Takashi Nakazato, stayed to make works in Shigaraki, again and he became his assistant immediately. Mr. Nakazato often make works at some other places; he went to the USA after in Shigaraki, the next year in Denmark. He stays at Hananoki kiln of Fujio Koyama in every year for some months. He says that not only technical aspect such as the kicking wheel, but also the life aspect such as cooking and eating would affect his works of pottery, so that he continue to learn a lot from it.
This exhibition is separated in three terms; sake vessels, little bowls of Kohiki and flower vases. It looks less individual, however, you will realize that it is useful and makes food attractive. You will also find the change by using them over and over again.
We hope you’ll enjoy the works for everyday use made by young potter.



PartⅠ 酒の器

古谷らしい大らかな轆轤引きの徳利と盃など、得意とする酒器を中心に展示いたします。

会期 2015年1月10日(日)〜 2月6日(金)
作家在廊日 1月10日(土)



PartⅡ 粉引きの器

育つ器の代表的な粉引を中心に小鉢、向付を展示いたします。温石さんの料理会で実際に使って頂けます。

会期 2015年2月7日(土)〜 2月27日(金)
作家在廊日 2月7日(土)



PartⅢ 花の器

小さな花入などやお盆に飯碗や取り鉢などを取り合わせた展示でご覧頂けます。

会期 2015年2月28日(土)〜 3月15日(日)
作家在廊日 2月28日(土)3月15日(日)



◉ 温石の料理会

長野県松本市の温石さんにお越し頂き、古谷さんの器を使ったお料理会を催します。
古谷さんのシンプルな粉引の器をご家庭でも使って頂きたいと思い企画しました。
粉引の器は白い化粧土で表面が覆われているため、吸水性を持ち
使っていると少しずつ汚れてしまいます。
しかしその汚れを味として数寄者など多くの人たちは好んできました。
そんな日本のワビ・サビの美意識を持つ器でもあります。
器の中の小さな石や使う頻度によって様々な表情に変化し、
その景色を多くの人たちにも愉しんで頂きたいとと思います。
温石の須藤さんの料理会ではこの粉引きの器を中心にお料理して頂きます。
器の盛り付け方など是非ご参考にしてください。

日程 2015年3月14日(土) ※予約制(各部10名) ※このイベントは終了しました。
料金 ¥5,400

信州の冬はとても寒く、農家は12月に入るとすべての収穫を終えます。
温石では、その野菜を土に埋め、軒下に吊るし、それぞれに適した環境で貯蔵し、
永い冬を凌ぎます。
野菜も身を守る為か、水分を減らし、糖度を増し、その味わいを変えていきます。
3月は、正に野菜の最後の踏ん張り時期です。
今回は、簡素な姿の内に漲るエネルギーを備える古谷さんの器に、
野菜を中心とした信州の食材を使った料理を添えさせて戴きます。
                                   温石より


メニュー
・向付
・煮物
・焼物
・八寸
・御飯、香の物
お酒またはハーブティー

温石さんのサイト http://onjaku-tadokorogaro.com


予約先 TEL/FAX 0595-44-1911
MAIL: info@gallery-yamahon.com
※お名前、ご住所、お電話番号(携帯)、参加人数をお知らせください。 




PROFILE

古谷 宣幸 noriyuki furutani
1984信楽生まれ
2005京都嵯峨芸術大学 短期大学部 陶芸コース 卒業
2007アメリカ コロラド州 アンダーソンランチアートにて作陶 滋賀県立 陶芸の森 レジデンスアーティスト
2008デンマーク スケルツコーにて作陶
2009岐阜県 土岐市 花ノ木窯にて作陶 オーストラリア シドニー New Friends Art and Adventure A Ceramic Art Exhibition 出展
2012うつわ京都やまほんにて個展

古谷宣幸の作品一覧